独仏クリスマス旅行記
注:この記録は作成から年月が経っていますので、当時と現在とでは変わっていることがあります。
ヨーロッパに行くなら寒くて暗い冬はできるだけ避けましょう!という考えが一般的だと思いますが、航空券が比較的安くてクリスマスシーズンを楽しむことができる12月上旬〜中旬は絶好の旅行シーズンではないでしょうか。仕事や学校があったら無理ですけど…。
■ 旅のデータ
利用航空会社:フィンエアー
関西空港 12/15 11:55→(ヘルシンキ 15:20/17:00)→フランクフルト18:40
パリ 12/24 10:50→(ヘルシンキ 14:50/17:20)→関西空港 12/25 9:50
オープンジョーにもかかわらず格安航空券で8万円。おまけにマイレージもいただき。
鉄道パス:ジャーマンレールパス
2等ユース・7日用。円高・ドル安のときに買ったのでそれほど高くなかった。20,900円。ドイツ→フランスは通常のきっぷを買って移動。
■ 準備編
2003.11.6
航空会社・旅行会社をハシゴして航空券の値段や条件などを調査。いつもマイレージ獲得で使っているワンワールド系で、使ったことのないフィンエアーに決定。
2003.11.7
地元のH.I.S.で航空券を予約。航空券8万+その他8,690=88,690円。代金を振込みにすると銀行の手数料がかかったり面倒だったりするのでその場で一括で支払。航空券引換証は出発1週間前くらいに送るとのこと。
2003.12.5
無事航空券引換証が届く。(出発日に空港で航空券を引き換えるための証明証)
2003.12.12
Citibankにお金を入れ、入っていたものとあわせて10万円ほどにした。手持ちのユーロ現金は90ユーロ。ジャーマンレールパスを購入。
2003.12.14
フランクフルト到着日の夜とパリ出発前夜のユースホステルをインターネットで予約。これを活用。
2003.12.15
ラッシュの中を関空に向けて。つづき
■ 解説
クリスマスマーケット
ヨーロッパではたいてい街の中心に教会や市庁舎があり、その周辺でクリスマスが近くなると屋台がたくさん出てとてもにぎやかになります。ドイツでは、食べ物はホットワイン(Glühwein, グリューヴァインと発音)やソーセージなどが定番でしょう。また、ろうそくを扱う店も多く、色・形・香りのバリエーションが豊富なほか、ろうそく台も売られています。また、移動式遊園地(メリーゴーランド、観覧車など)が登場するところもあり、子供たちに人気です。
ドイツのユースホステル
ユースホステルはドイツ発祥なだけあって、小さい町でもユースホステルがあり、数もかなり多いです。たいていは予約なしで飛び込みで行っても開いていることが多いですが、クリスマス・年末年始・シーズンによっては休館のところもあるのでできれば確認しておいたほうがよいでしょう。朝食付きで1泊15〜20ユーロ前後で、シーツは無料で借りられます。日本のユースホステル会員証がそのまま使えますので、安い旅をしたいなら日本で作っておくと楽です。基本的に相部屋なので防犯対策はとる必要がありますが、ドイツでは過度に神経を使うほど治安は悪くありません。
デポジット
ドイツ語ではプファント(Pfand)と言います。日本でも空のビール瓶などを返却するとお金が戻ってくることがありますが、ドイツでも同様の制度があります。最近は500ミリのペットボトルにもデポジットがつきます。表示されている金額にデポジットが付け加えられ、終わったものを返却するとデポジットが戻ってきます。クリスマスマーケットでよく飲まれるホットワインは、カップを返せばデポジットが戻ってきますが、街ごとに凝ったカップを作っているところもあり、記念に持って帰るのも悪くはないでしょう。ただし、必ずしも新品とは限らないので図柄が剥げていることもありますが…。
トイレ
ドイツのトイレは、外にあるところはほぼ有料です。駅はもちろん、デパート、公共施設にあるトイレなどにあるトイレは有料です。レストランやカフェでは(もちろん店内で飲食しているときは)無料なので、食事をしたときや休憩でカフェに行った時などにはトイレも済ませておきましょう。そういうところでもたまに金とるところもありますが。
最終更新日 2006年12月13日
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