独仏クリスマス旅行記

■ 12月22日 月曜日 「さよならドイツ」

今日の移動ルート
Esslingen
 朝7時過ぎにおきて朝食をとると、山の中腹にあるユースの窓からは、まだ暗い街が一望でき、夜景(?)が楽しめた。8時を過ぎると明るくなり、ユースをチェックアウトした。時間があるのでシュトゥットガルト市内を歩く。大きな公園や立派な建物が多く、とくにSchloßはカッセルのヴィルヘルムスヘーエ城を思い出させるような大きな建物だった。パリ行きの列車は11時発でまだまだ時間があるので、近くの駅に行き適当に来たSバーンに乗り、エスリンゲンというところで降りた。裏をネッカー川が流れているので、かなり寒く感じられる。デパートがあったので車内での食料調達をしようと思ったが、なぜか食料品が見当たらず、クリスマス用のお菓子があったのでおみやげとしてMarzipanを買っておいた。その後、街中の店をいくつか見ていたら列車を一本逃してしまい、10時半頃シュトゥットガルト中央駅に戻ってきた。日本の実家には絵はがきを1枚送っただけなので、公衆電話から電話をかけた。母親しか家におらず少し残念だったが。列車を待っていたら雪が降ってきた。降ってくるのを見るのは初めてではないかと思う。ちょっと感激。ドイツとの別れを惜しんでいるのかなぁと勝手に考えたりしていると、列車が入ってきて、けっこうガラガラで出発。さよならドイツ。

Eurocity
 乗った列車はミュンヘンからパリまで走る超長距離列車。乗りとおす人は少ないようで、ドイツ国内では特に空いていた。空いている間に食堂車に行ってみようと思ったが、時間が早かったのか営業しておらず、仕方なく席に戻った。ライン川を渡ってフランスに入り、ここからはがらっと雰囲気が変わってフランスの列車になってストラスブールとナンシーからはかなりの人が乗ってきた。フランス語で「この席空いてますか」みたいなことを何度も聞かれたが、答えようがないので向かいに座っていたフランス人の姉ちゃんにすべて応対してもらった。1人だけ「タバコ吸う?」みたいなことを聞かれたときは理解できたのでとっさにNonと言えたが。フランスに入ってからあまり景色が変わらずただただ突き進んでいる感じがちょっと不思議。

Auberge de Jeunesse d'Artagnan
 そしてだんだん暗くなってきて、シュトゥットガルトから6時間、列車はようやくパリに着いた。大きな荷物を持っていてしんどいので、さっさとメトロに乗りこんだ。前回の旅行のときのカルネ(回数券)が残っていたのですっと改札を通り、さあ乗換だと思って勢いよく降りてみたら全然知らない駅で、?と思って地図を見たら乗換駅の1つ前の駅だった。ちょっとフライングしてしまった。なんとかユースに到着。ユースは明日23日から1泊ということにしていたが、1泊前に伸ばしてもらって2泊にした。ここも前回使ったが、けっこう安心して泊まれるので今回も選んだ。街から少し離れているが、それはそれでメトロで人間観察ができていい。夕食は近くのトルコ料理屋で肉のグリル、チャーハン、フライドポテト、サラダがのったプレートをもりもり食べた。久しぶりにコメを食べた。ユースに戻ってお金を数えてみると55ユーロ。宿泊代はもういらないが、空港までのバス代が10ユーロほどいるので、45ユーロが使える。ちょっと厳しいかなぁ。とりあえず夜10時で部屋には1人。おやすみ。

☆こづかい帳
場所
内容
金額(ユーロ)
メモ
エスリンゲンチョコレート11,85おみやげ。Marzipan
シュトゥットガルト切手1,00日本への航空郵便
シュトゥットガルト公衆電話2,00テレカもあったけど
シュトゥットガルトコインロッカー1,50
シュトゥットガルト1,60?いくらだったっけ?
列車内パニーノ3,50サンドイッチのようなもの
パリユース1泊20,60
パリカルネ10,00メトロの回数券。値上げされてる
パリ夕食6,80トルコ料理


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最終更新日 2006年12月13日

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