独仏クリスマス旅行記

■ 12月19日 金曜日 「ドイツ西部を巡る」

今日の移動ルート
Saarbrücken
 もう金曜日だ。平日が続くと曜日がわからなくなる。マンハイム滞在中はどうしようか悩んだが、とりあえずフランス国境に近いザールブリュッケンとフランスのストラスブールに行くことにし、結局今日はザールブリュッケンに行くことに決めた。マンハイムの朝食はフランクフルトと似たようなもので、種類が少し少なかったが、パンが温かくてうれしかった。駅に着いてからザールブリュッケン方面に行く列車まではけっこう時間があったので、早い時間の列車で隣のルートヴィッヒスハーフェン(Ludwichshafen)に行ったら、駅前でのみの市のようなものをやっていて、こんなもの買う人いるのか???などと思いながら楽しく時間つぶしができた。途中で1回乗換があって、次の列車に乗り込もうとしたら突然おばちゃんが「Neustadt! Neustadt!(ノイシュタット!←街の名前)」と叫びながら近寄ってくるので、何事?と思ったら、ただNeustadtに行きたいだけらしい。わしが間違った列車に乗ったのかと思って焦ったがよかった。車内は途中から11時過ぎだというのに学校が終わったらしい少年たちが乗ってきて一気ににぎやかになった。昼前にザールブリュッケンにつき、ザール川にかかるレンガ橋(岩が大きいのでレンガとは言わないかも)、いくつかの教会、市庁舎を見て、クリスマスマーケットでZwiebelfleisch(たまねぎと牛肉を炒めたもの)食べた。それほど大きいところではないが、フランスに近いのでフランス語もちらほら。

Trier
 来たルートをそのまま戻ろうかとも思ったが、それでは車窓を楽しむ派としてはつまらないので、時刻表とにらめっこしながらトリアーからコブレンツのほうに抜けライン川に沿って帰ることにした。途中のサールブルク(Saarburg)というところでは列車からザール川の対岸にある城が見え、見事。さて、次についたトリアーは、ローマの時代からあるとても古い街だそうで、確かに旧市街の入り口にそびえる門がそんな雰囲気で珍しかった。(この門はPorta Nigraという名前で、後で気が付いたが、ドイツから日本に送ったときの1ユーロの切手の図柄がこの建物だった)。ここの街は思っていたよりも大きく、店も多かったので結構長い時間滞在した。ここではふわふわのワッフルとソーセージ(Thüringer)を食べた。メジャーな屋台の食べ物は大分制覇してきた。

Am Rhein
 トリアーからはモーゼル川沿いを下り、コブレンツを経てフランクフルト方面へ。ライン川沿いを暗くなってから走ったが、ぼんやりと川が映っているのと対岸の家々の明かりもいい雰囲気でなかなかよかった。初めて通るときは明るいときのほうがいいと思うけど。
 マンハイムのユースに戻ってきたが今日のユースは不気味なくらい静かだ。昨日のドイツ人グループもいないし。あまり人気(にんき)がない証拠だろうか??慣れればどうってことないけど。

☆こづかい帳
場所
内容
金額(ユーロ)
メモ
ザールブリュッケンたまねぎと牛肉の炒め物4,00Zwiebelfleisch mit Kartoffeln
ザールブリュッケンジュース1,04
トリアーワッフル1,50ふわふわ
トリアーソーセージ2,00チューリンガー
マンハイムリンゴジュース0,75
マンハイム白身魚フライのバーガー2,25Backfisch Baguette
お金ぜんぜん使ってないなぁ。(エンゲル係数高い…)

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最終更新日 2006年12月13日

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