独仏クリスマス旅行記

■ 12月16日 火曜日 「ただただ車窓を楽しむ」

今日のだいたいの行動範囲
Wiesbaden
 早めに寝たせいか、同室のやつのいびきがうるさかったのかで2時くらいに一度目が覚めたが、その後は7時までぐっすり寝れた。朝は久しぶりに体験するドイツスタイルで、パンにハム、チーズ、シリアル、オレンジジュース、コーヒーなどが並んでいる。せっかく朝食つきなのでたっぷり食べて出発。今日はヴィースバーデンからライン川右岸を経てヴェツラーに出る予定。まずは荷物をコインロッカーに入れ、ジャーマンレールパスをバリデートしてヴィースバーデン(Wiesbaden)へ。朝9時半くらいについたので、クリスマス市はまだ開いていなかったものの歩行者天国は多くの買い物客でにぎわい、クリスマス関連のものを売っている店が多かった。もっと平地かと思ったらけっこう坂が多く、山のすぐ手前に位置しているようだ。郵便局があったので日本の家族へ手紙を送ろうと思って切手を買ったら、以前は1,02ユーロと半端だったのに1ユーロちょうどになっていた。

Der Rhein
 ぶらぶらした後、ここからはライン川に沿って進む。左岸は以前通ったことがあるので今回は右岸を選んだ。ただ、川幅はそれほど広くなく、対岸もよく見える。のんびりと自然が作り出した渓谷とかわいらしい家々の景色を満喫した。このままヴェツラーに向かっても時間が早いと思ったので、コブレンツからさらに進んで結局ケルンまで足を伸ばしてしまった。大聖堂の横ではクリスマス市があり、ライベクーヘン(Reibekuchen)というハッシュドポテト風のものとホットワイン(Glühwein)を飲食。ワインのカップには大聖堂などのかわいい絵が描かれており、クリスマス2003とあったのでもらって帰ろうと思ったが、まだこれから何か所か行くので返却したらデポジットの2ユーロが戻ってきた。かなりの遠回りなのであまりゆっくりする時間がなく、また列車に揺られ今度こそヴェツラーに向かった。アルコールが入って気持ちよくなっていたので、うとうととしていたら検札で起こされた。どこを走っているのかわからなかったが、峠を越えるらしく、その周辺は雪が積もっていた。

今晩の宿は?
 ヴェツラー(Wetzlar)には17時ごろ着いたが、あたりはもう真っ暗。ユースの近くを通るバスに乗って向かったはいいものの、バスは案内も何もなく、なぜか駅前の乗ったバス停まで戻ってきてしまった。最初に運転手に聞いて置けばよかった、と後になって反省。あらためて近くの地図で確認してみたら、けっこう駅や街の中心部から離れているので、何を思ったか宿泊地を変えることにし、マールブルク(Marburg)に向かった。今度はバスに乗って迷うのはイヤだったのでタクシーで行くことにした。ユースまでは楽に着いたのだが、入り口まで行くと「改修工事のため閉館」…。ハッと思ったけど、タクシーはすでに引き返しており、一人とり残されてしまった。タクシーの運転手のオバチャン、知らなかったのだろうか??すでに7時半を過ぎているし、タクシーで5分ほどかけて来たくらいだからとても駅まで歩いて戻れる距離ではなさそうだし、どうしようと思うと頭がパニック状態。しばらくわけもわからず歩き回っていたら、運良くバス停を発見し、近くの駅まではとりあえず行けるようだったのでバスに乗り、これまた何もない田舎の駅に降ろされたが、待つこと数十分、無事列車に乗ることができた。もう8時半…ここからバタバタしてもどうしようもないので、フランクフルトに戻ってユースに泊まろうと考えた。昨日はけっこう空きベッドが多かったし…と思ったら案の定泊まれた。明日もまた探すのが面倒なので2泊お願いした。最初からフランクフルトにしててもよかった。とりあえず寝るところが確保できてほっとした。

☆こづかい帳
場所
内容
金額(ユーロ)
メモ
フランクフルトきっぷ2,00
フランクフルト絵はがき(2枚)1,60
フランクフルトコインロッカー2,00駅のロッカーは24時間=2ユーロ
ヴィースバーデン切手1,00日本まではがき1枚なら1ユーロ
コブレンツピザ1切れ1,80
ケルンライベクーヘン
(Reibekuchen)
2,00辞書では「ジャガイモのパンケーキ」(?!)
ケルングリューワイン
(Glühwein)
2,50カップのデポジット2,00ユーロ
(つまり4,50払って2ユーロ戻ってくる)
ヴェツラーバス1,30駅に戻った…
マールブルクタクシー6,00行ったらユースが…
フランクフルトソーセージ2,10Krakauerという種類です
フランクフルトユース宿泊(2泊分)30,00



[前の日] [もくじ] [次の日]

最終更新日 2006年12月13日

[トップ]