ドイツ滞在記
■ 4月3日 水曜日 「これください!」
登場人物解説
- Aくん:教会でよく会うドイツ人の友達。兄貴と呼べるような感じの好青年。
今日の予定はボーデン湖畔を移動し最終的にはミュンヘンまで到達するというすさまじいスケジュール。8時ごろユースを出て、途中で乗り換えてリンダウ(Lindau)という島へ行った。乗り換え待ちのときにフランクフルトのマレーシア航空のオフィスに電話して、帰りの飛行機の便のリコンファームをした。ドイツ語で電話したがかなりすんなり確認できた。やったー。リンダウと言う町は、ボーデン湖に浮かぶ島の上にあり、陸地とは2本の橋でつながっている。列車もその橋を渡って駅に到着する。地図を見るとそれほど大きな島ではないようなので、ぐるっと半周くらい歩いた。今日も天気がよく、散歩するには絶好。たくさんの観光客が訪れていた。ヨットスクールも開講されているらしい。歩きつかれたので昼食を取るためにレストランを探した。今日のおすすめが結構安くて、たぶん鱒(マス)料理だと思われる看板がある店に入った。ここでもGrüss Gott攻撃を受ける(詳しくは3月29日の日記参照)。で、席に着いてビールを頼んだのはいいものの、表に書いてあったおすすめ料理の名前が分からない。言葉で一生懸命説明しても通じなかったので、店の人を店の前まで引っ張り出して、前の看板を指差して「これ下さい!」とやるとすぐ通じた。やはりマスの燻製にホワイトソースのようなものがかかっているような料理で、とてもおいしかった。このレストランでゲッティンゲンにいるAくんに絵はがきを書いた。わしがゲッティンゲンを去ったあとに着くだろうと思って。駅へ戻り、そこからはひたすらミュンヘンをめがけて移動。3時間半くらいで大都会に到着した。まずはユースの部屋の確保のためにユースに行くと、まだ空いていたのはよかったのだが保証金が15ユーロもとられ、後で返ってくるのはいいが今日の晩飯代がない!困った。仕方なく中央駅へ行って、駅の両替コーナーで1000円だけ両替した。街を歩いてみたが、ここもケルンと同じで大きすぎて回りきれないだろうと思ってファーストフードで晩飯を済ませてユースホステルに戻った。せっかくミュンヘンまで来たのにこれではもったいないような気がしたが、もともとどうしても行きたいと思っていたわけではないので特に問題なし。
[前の日] [もくじ] [用語解説] [次の日]
最終更新日 2006年12月13日
[トップ]