用語解説

似ているのにドイツと日本で違うことや、何度も日記の中に出てくる言葉をここで解説します。ほかにも「これどういう意味?」と思うのがあればお知らせ下さい。

■ ゲーテ・インスティトゥート(Goethe Institut)
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■ メンザ(Mensa)
おそらくこの日記で一番よく出てくる単語はこれでしょう。学生食堂のことです。ゲッティンゲンは大学町だけあって、大学の本部のところにZentral Mensa(中央食堂)という超巨大食堂があり、大学の外にもよく行っていたMensa am Willhelmsplatz(ヴィルヘルム広場横のメンザ)やMensa Italia(イタリア風の料理が食べられるメンザ)があります。このページでただMensaと書かれているときにはMensa am Willhelmsplatzを指しています。ここだけは夕方も営業していて、おばちゃんに顔を覚えられるくらいよく行きました。いつも昼はStammessen 2(みんなはシュタム2と呼んでいた)を食べ、夕方はソーセージと野菜、ポテトのセットを食べてました。シュタム2は日替わりメニューで、必ず果物かヨーグルトなどがついていて1.70ユーロとかなりお得です。さすがに1日2食これを食べるのはどうかと思いますがね。

■ ユーロ
日本ではEUROはふつう「ユーロ」と呼ばれていますが、ドイツ語読みでは「オイロ」です。2002年1月1日から旧通貨のマルクに代わりユーロが市民に使われるようになりました。私が着いたのは2月の初めでしたが、もうマルクは全くと言っていいほど使われておらず、みんなユーロを持っていました。マルクへの愛着よりも、新しい通貨への好奇心の方が大きかったのでしょうか。 フランスでも同じようなことになっていたそうですね。ちなみに、日本では小数点はピリオド[ . ]で、また1000ずつ区切るときにはコンマ[ , ]使いますが、ドイツでは逆で、小数点をコンマで、1000の区切りをピリオドで表します。このページではみなさんにわかりやすくするために日本式で、また「オイロ」と書かずに「ユーロ」と書き表しています。1ユーロ=100セントです。

■ メディオテーク(Mediothek)
学校にあった図書館・視聴覚自習室・パソコン室が一緒になった部屋。パソコンを使うのには2か月で25ユーロ払わなくてはならず、これはもったいないだろうと思って申し込みませんでしたが、図書館の本やビデオはよく使いました。平日の午前中はたまに授業で行ったほか、午後は自由に使えました。ちなみに同じゲーテインスティテュートでも学校によって異なるらしく、インターネット使い放題というところもあるようです。私はそれほどメールが来るほうでもなかったので、たまに街のインターネットカフェに行ってました。そのほうが街の様子をよく知れてよかったのでは、と今では思っています。

■ クナイペ(Kneipe)
バーのような店で、お酒が飲めます。夜だけではなく昼間も開いている店もあり、昼間は明るいいい雰囲気の喫茶店かと思えば、夜になるとまた昼とは違ういいムードの店もあります。ゲッティンゲンは大学町で若者が多いせいかクナイペもたくさんあるように思えました。

■ ドイツのカレンダー
ドイツのカレンダーは、月曜日で始まり日曜日で終わります。他のヨーロッパの国もだいたい同じではないかと思います。日本は日曜日で始まり土曜日で終わるものが一般的ですよね。これにはキリスト教が関係していて、もともと日曜日は教会へ行ってゆっくり過ごし、また月曜日から新たな気持ちで学校や仕事に行くという習慣からきているそうです。また、法律でも営業時間などが規定されているため、ドイツの店は日曜日には空港内の店やレストランなどをのぞいてほとんどの店が閉まっています。パン屋の日曜日営業はごく最近まで認められていませんでしたが、現在では時間を限定して営業できることになっています。

■ ケバブ
ドイツには多くのトルコ系住民が住んでいますが、トルコ風のファーストフードとも言うべき食べ物がケバブです。薄いパンと言うかナンのようなもので羊の肉、たくさんの野菜を挟んでいる食べ物で、3ユーロから5ユーロ以内で食べれてとてもお買い得です。結構食べごたえがあります。トルコ風のお茶と一緒に食べるのがいいようです。ケバブを売っている店はドイツのどこの街にも必ずあり、あちこちで見つけることができます。ドイツに行ってこれを食べずに帰ってくる人はほとんどいないでしょう。

■ マレーシア航空
あまり知られていないのでどうかなと思っている人も多いと思いますが、なかなかいい航空会社だと思います。過去にもサービスがよいという表彰を受けたこともあります。もちろん日本線には日本語が話せる乗務員が乗っていますから、マレーシアに行くときには一度使ってみて下さい(宣伝?)。また、他のアジア系航空会社と同様にクアラルンプール経由でヨーロッパへ乗り継ぎできますが、メリットとデメリットが極端です。まずメリットは、何といっても安い!格安航空券はたいていアジア乗り継ぎの中では一番安いか、かなり安いほうに属しています。ただ、デメリットは時間がかかりすぎること。特に名古屋・大阪・福岡から行くと、行きは6時間ほど、帰りは10時間以上も待たなければなりません。これを理由におすすめしない旅行会社もあります。でも、これだけ時間があるのでクアラルンプールの街を観光できます。こう考えるとこれもメリットといえるでしょう。

最終更新日 2006年12月13日

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