ドイツ滞在記
■ 3月1日 金曜日 「メンザではじまる3月」
登場人物解説
- Mさん:同じ学校に通う日本人の大学卒業間近のお姉さん。広島人。
昨日に引き続いて歴史の授業。多くのドイツ人にとって、ベルリンの壁が崩壊した1989年11月9日というのは、ドイツ統一の1990年10月3日よりも重要だと先生は話していたことが興味深かった。Mensaで昼メシを一緒に食べる約束をしていたので、授業が終わったあとすぐに大学内にあるZentral Mensaに行った。いつも行く2つのMensaに比べると以上に広かった。そこで会えたのはよかったのだが、今日は都合が悪いのでまた今度にしてくれと言われた。残念だが、教会で知り合った別の学生に出会ったので、彼と一緒に昼飯を食べた。彼はインドネシア人で、ゲッティンゲンの大学で勉強しているらしい。なかなか感じのよい人だ。食事の後彼と別れ、家族に手紙を書くために絵はがきと切手を買い、インターネットカフェに行った。接続が早くて、きれいなパソコンが用意されていて感激した。日本語の入力はできないが、日本語のページを読むことはできた。しかも1時間8ユーロと聞いていたが実際には4ユーロで、少し得した気分。それから学校に行き、適当にビデオを選んで観ていたがつまらなくてやめた。棚を眺めているとこの前みたバカバカしい映画を見つけたのでもう一度観てみた。今度は前よりもより理解できて嬉しかった。さぁ晩飯だと思って帰ろうとしたらMさんにつかまえられて「どうしてEUは必要なのか」というテーマで少し話し合った。その後わしはようやくMensaへ。ちなみにMさんは1人で大量の文献をコピーすると言ってた。
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最終更新日 2006年12月13日
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