ドイツ滞在記

■ 4月6日 土曜日 「風邪とともにクアラルンプール」

朝、機内で目覚めると、クーラーがかかっているせいか寒くて鼻水がたらたら。クアラルンプールには朝7時半くらいに着いた。隣のおっちゃんも時間があると言うので一緒に街へ繰り出すことにした。両替をして、荷物と上着を手荷物預かりのところに置いて、観光案内所で見所を教えてもらった。それにしても手荷物預かりや観光案内所で働いているのは高校生のバイトという感じだ。休みだからか?発車間際の空港バスに飛び乗って一路市内へ。どうもドイツと雰囲気が違うなあと思っていたら日本と同じ左側通行だ。バスは高速道路をビュンビュン飛ばしていく。途中のバスターミナルで降ろされ、マイクロバスに乗り換えた。「どこのホテルに行くのだ?」と聞いてきたので最初に行きたいと思っている「ツインタワー!」を何回も繰り返して答えていたらツインタワーの前で降ろしてくれた。着いたのが9時半頃で、窓口で券をもらおうとしたら10時半の券しかないと言われた。一緒にいたおっちゃんがすぐに入りたいんですけど、と言うと少し待っただけで入れた。このおっちゃん、たいしたことないのかと思っていたが少し見直した。2つのタワーを結ぶ連絡通路までは無料で上れる。雨がぱらぱらしているいまいちの天気だったが、見晴らしはよかった。また、案内ガイドもなかなか丁寧だった。これまた高校生のバイトのようではあったが。次に向かったのは中華街。お昼ちょっと前ということもあり、たくさんの人で賑わっていた。中華料理、ベトナム料理、マレー料理などいろんな料理があって、しかも中国語で書かれているので困る。店員は平気で中国語か何かで話し掛けてくるし。ぐるっと回った後、1軒の屋台のようなところに入り、適当に注文して2人で食べた。おいしかったが、体調が悪くてあまり食欲がなくて残念だった。昼食後、中華街の周りをうろうろして、街を観察した。不思議な国だ。ドアのないバスにみんな乗ってる。道端では日本のマンガが売られている。いろいろな人種の人々が生活している。体調が一向によくならないので、おっちゃんに「空港に戻る」と言うとおっちゃんも「もう戻る」と言ったので一緒に戻ることにした。タクシーを拾って途中のバスセンターへ行ったが、タクシーの運転手がしきりに「空港までたったの70リンギッド(約2100円)だからタクシーで行こうよ!」と誘ってきた。でもバスで行った方が安いので予定通りバスターミナルまでタクシーで行ってバスに乗り換えた。空港には3時過ぎに着いた。おっちゃんを見送った後はめちゃめちゃ退屈だった。名古屋行きの便は夜中の1時半出発。体調が悪いのでベンチに座って寝たりボーっとしたり新聞を読んだりしていた。6時ごろ、マクドナルドで夕食。8時ごろ、かなり早いがチェックイン。9時過ぎ、出国手続き。ターミナルでしばらくテレビを観ていた。だんだん人も少なくなって、12時過ぎになって、お金が少し余ってしまったなぁと思いつつ搭乗ゲートの方へ移動すると免税店を発見。なんと12時まで。その後はおとなしく搭乗ゲート付近で待っていた。日本人だらけ。いいなあ、みんな旅行できて。あ、わしも旅行の帰りだった。
さあ、今回の初の海外旅行ももう終わり。長かった〜。何でこんなところにおるんや?まあ、ええわ。楽しかった〜。またこの空港に来ることはあるんかなぁ?また会う日まで。さようなら、マレーシア。

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最終更新日 2006年12月13日

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