大阪から名古屋への交通手段
■ 基本的なこと
- JRを使う
- 新幹線:「のぞみ」50〜55分、「ひかり・こだま」1時間〜1時間10分
お金はかかるが速くて楽。
- 在来線(東海道本線):2時間半〜3時間前後。新快速を使えばけっこう速い。
- 近鉄を使う
- 近鉄特急:特急で約2時間〜2時間半。
新幹線ほどお金がかからず、けっこう人気がある。座席指定が必要。
定期的に利用するなら会員登録をしてインターネット予約を利用するのが便利。
- 特急以外(快速急行・急行など):3時間半前後
安さを重視するならこれがいちばん。
- 高速バスを使う
- 所要時間は3時間から4時間。京都からなら本数が多い。
工事があるときには利用しないorルートを変えたほうがよい。
※格安高速バス
最近は格安バスも多くなりました。これに関しては変化がめまぐるしいので、この項目では取り上げません。検索サイトで「格安バス」などのキーワードと出発地・目的地を入力して検索すればすぐに見つかると思いますので、うまく活用してください。
■ 安く行こう
安い順番に並べてあります。質問があればメールでどうぞ。
- 近鉄の株主優待を利用片道1,500円前後<特急には別途特急料金が必要>
このきっぷは金券ショップで売られており、駅では買えません。1枚1,500円前後で販売されていて、降りなければどこまで行ってもOK。そのため、難波で乗って、鶴橋で降りても、名古屋で降りても、鳥羽で降りても、同じ金額。ただし、逆戻りはできません。特急に乗るには別に特急券が必要です。急行を乗り継いでいくと、約3時間半。この方法の問題点としては、このきっぷがいつでも手に入るとは限らないこと、そして近鉄の駅で売っているものではないのでいちいち金券ショップへ買いに行く必要があること、など。
- 近鉄の学割片道1,920円<特急には別途特急料金が必要>
JRだけではなく近鉄でも学割が適用され、ただ往復するだけならこれも安いです。JRの場合と同様の方法で学校に学割の申請をして、学割証を持って窓口で切符を買います。学割きっぷを使用する際は、学生証が必要になります。購入の際に提示を求められるほか、旅行中も常に携帯していなければなりません。対象は101キロ以上の区間なので、大阪から名古屋までの区間も該当します。有効期間はその日限りで、途中下車はできません。
ちなみに、学割は大阪から津・松阪・伊勢・鳥羽などに行くときにも使うことができます。値段は区間により異なりますが、いずれも普通大人運賃の2割引です。
- 近鉄週末フリーパス往復4,200円<特急には別途特急料金が必要>
土・日を含む3日間、近鉄が乗り放題のきっぷです。往復するだけでなく途中下車や寄り道をすればさらに得になります。特急には別に特急券が必要です。
・利用可能日:金・土・日または土・日・月の3日間
・発売:乗車開始日の1ヶ月前から前日まで ※当日は購入不可
・発売箇所:近鉄主要駅・近畿日本ツーリストグループの旅行会社
詳しくはhttp://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/weekend_free/index.html
- 近鉄普通乗車券片道2,410円<特急には別途特急料金が必要>
名古屋から大阪まで近鉄で行く場合、駅でふつうにきっぷを買うと2,360円です。逆戻り、途中下車はできません。特急利用の場合は特急券が必要です。
近鉄ホームページ www.kintetsu.co.jp
※大阪(難波・上本町・鶴橋)−名古屋間の特急料金は片道1,930円です。(乗車券と合計すると、4,340円)
会員登録をしてインターネット予約をすれば、便利に使えます。
- 青春18きっぷ一日2,410円
JRで行く場合、これが一番安くなります。名古屋までの所要時間は2時間半〜3時間。18きっぷの問題点は、夏休み・冬休み・春休みの期間限定であること、5枚単位(12,050円)で買わなければならないこと、複数人数で使用する場合は同一行動が求められることなどです。
- 名神ハイウェイバス早割で片道1,500〜2,400円・通常片道は3,060円、往復4,840円
年間を通してJR在来線の片道きっぷを買うよりも安く移動できます。ただし、バスは遅れるおそれがあるので、旅行期間が短いときや道路が混む時期にはおすすめできません。きっぷは大阪駅のJRハイウェイバスの窓口や主な旅行会社などで発売。有効期間は10日間です。
早割は乗車日によって価格が異なり、席数にも限りがあります。また乗車変更(キャンセル等)ができないなど制約がありますので、事前に確認しましょう。
JR東海バスホームページ www.jrtbinm.co.jp
- JRの学割片道2,720円
18きっぷの発売期間外、もしくは5枚も使い切れないときなどは、これが便利。有効期間は2日で、途中下車ができるので、どこかで観光のために降りることもできます。学校で発行してもらった学割証をもって窓口で切符を買います。学割きっぷを使用する際は、学生証が必要になります。購入の際に提示を求められるほか、旅行中も常に携帯していなければなりません。なお、距離が短いため往復割引は適用されず、往復する場合の運賃は片道の2倍です。
ちなみに、分割して購入するとわずかですがさらに安くなります。詳しくはこちら。
- JR普通乗車券片道3,410円
あまりメリットがないような気がしますが、参考までに。学割の場合と同様、有効期間は2日、途中下車ができます。こちらも往復割引は適用されませんので、往復運賃は片道の2倍です。
学割の場合と同様に分割して購入するとわずかですがさらに安くなります。詳しくはこちら。
- ぷらっとこだま片道4,500円(繁忙期:4/27〜5/6・8/11〜20・12/28〜1/6は高くなります)
格安航空券の新幹線バージョン。こだま号しか利用できず、しかも列車限定ですが、新幹線利用ならこれが安いです。大阪からのこだま号は1時間に1本運転されています。購入する時は新大阪・京都駅構内などにあるJR東海ツアーズという旅行会社、もしくはJTBへ。直接駅の窓口へ行っても売っていません。東京・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪の各駅間で利用できます(設定のない区間もあります)。1ドリンクサービスというおまけ付きです。
JR東海ツアーズホームページ www.jrtours.co.jp
ぷらっとこだまについてはこちらも。
- 新幹線5,940円(自由席)〜6,680円(のぞみ指定席・通常期)
自由席で行けば、いつでも5,940円です。(のぞみ・ひかり・こだま同額)
指定席でも、のぞみなら6,680円、ひかり・こだまなら6,470円。(時期によって多少異なります)
指定席用の「新幹線回数券」を使えば6枚つづりで34,560円(1枚あたり5,760円)で買うこともできます。
金券ショップ等でばら売りが安く手に入れば、これもおすすめです。
(ゴールデンウィーク・お盆・年末年始はつかえないものが多いので注意しましょう)
逆ルート(名古屋→大阪)はこちら。
最終更新日 2019年10月1日
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