通貨・両替

 為替相場や両替する場所によってレートが違ってきますので、できるだけ余計な出費を控えるように両替しましょう。ここではドイツをはじめヨーロッパの多くの国で使えるユーロを中心にとりあげます。

■ 両替はいつするの?
空港内やホテルなど、立地条件のいい場所での両替は手数料が高い傾向がありますので、出発までに余裕があるのならば日本国内の都市銀行や郵便局のうち、外貨を取り扱っているところで前もって購入しておくとよいでしょう。ただ、為替変動もあり、出発直前に両替したほうが円高でよかった、ということも考えられるので、むずかしいところです。

注意しなければいけないのは、日本で両替できない通貨があると言うことです。ユーロならたいてい日本で両替できますが、デンマーク・クローネなど、両替を扱っていても通貨を扱っていない場合もあります。逆に考えれば、使い残したときに日本で両替しようとして持ち帰っても、日本では両替できないこともあるため、現地で日本円に換えてから帰国しましょう。その際、硬貨は両替してくれませんので、できるだけ紙幣で残すようにしましょう。ヨーロッパではたいてい日本円を両替に使うことができます。

■ 両替
両替に関わる選択肢をいくつか挙げてみます。クレジットカードで払えるのならカードで、また払えないときやチップのために、日本円の現金か現地のATMで引き出せるキャッシュカードを持っていく、というのはどうでしょうか。
■ ユーロ(EURO)
2002年1月からEU地域内ではユーロが流通しています。いちいち各国の通貨に両替する必要がなく、手間と手数料が省かれとても便利になりました。ただ、ユーロが使えない国や、EU非加盟国もありますので、ここで整理してみましょう。 公式にはユーロが使えない国といっても国境近くの商店などではそのまま使えることもしばしばです。

欧州中央銀行ホームページ:www.euro.ecb.int
ユーロの歴史や国ごとにことなる硬貨の解説などもあります。


最終更新日 2016年4月4日

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