青春18きっぷ

■ 利用ガイド
利用期間
 18きっぷは年に3回発売されます。期間をまたいで18きっぷを使うことはできません(例えば春シーズン用を夏シーズンに使うのは不可)。毎年冬ごろにその年の利用期間などが発表になりますが、この日程は例年ほとんど変更ありません。
 春:発売期間2/20〜3/31、利用期間3/1〜4/10
 夏:発売期間7/1〜8/31、利用期間7/20〜9/10
 冬:発売期間12/1〜12/31、利用期間12/10〜1/10

乗車可能列車 ねだん・利用日
 5回分で、12,050円
 1回分は1人1日間乗り放題。1人で5日、5人で1日など使い方は自由。ただし、1枚ずつ切り離すことができないので、グループで使用する場合には、全員が同一行動しなければなりません。使用期間の終わりが近づいてくると、金券ショップで残りが4回分以下のものを売っていることもありますが、それほど数は多くありません。
 翌日にまたがる列車を利用する場合、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効。名古屋から夜行快速「ムーンライトながら」で東京に旅行する時は、日付が変わる大府までのきっぷを買っておいて、大府から18きっぷを使うと効果的です。逆ルートの場合は横浜まで普通のきっぷを買って、そこから18きっぷを使いましょう。なお、東京・大阪の電車特定区間内(他の地域と比べて安い運賃が適用されている地域)では最終電車まで有効。


■ 秋の乗り放題パス
 秋に利用できる青春18きっぷのようなものです。鈍行の旅に使えますが、少し使い方が異なります。
利用期間
 2019年は、
  発売期間:10月1日(火)〜10月25日(金)
  利用期間:10月12日(土)〜10月27日(日) の連続3日間 です。

乗車可能列車
 青春18きっぷとほとんど同じです。(不親切?)
 新幹線、特急、急行、第3セクター線には乗れません。
 最近は特例が多いので不明な点はお問い合わせください。

ねだん・利用日
 3日連続利用で、おとな7,850円、こども3,920円。同じ日に複数の人で利用することはできません。
 青春18きっぷと異なり、とびとびでは利用できません。

「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」
 利用期間は「秋の乗り放題パス」と同一、効力は青春18きっぷと同一です。
 おとな 2,490円、こども 1,240円

 

■ おすすめ検索サイト
「乗換案内 ジョルダン」(www.jorudan.co.jp)
トップページで「青春18きっぷ」を選ぶと、新幹線・特急などを使わないルートを検索できます。
鈍行列車を乗り継いで旅行するときに便利です。


■ 青春18きっぷのFAQ
Q:18きっぷはどこで買えますか?
A:JRの主な駅の窓口、駅にある旅行センター、旅行会社などで買えます。(支店によっては売っていないところもあります。)

Q:JR東海からJR東日本へまたがって使いたいのですが、使えますか?
A:はい。JRであればどこまででも使えます。

Q:年齢制限はありますか?18歳以下でないと使えないとか?
A:年齢制限はありません。ということは、大人・こども同額になりますので注意する必要はあるかもしれません。「青春18」と言うネーミングは、ただ単に青春・18歳・旅行というキーワードを連想して考えたのではないかと思います。

Q:グループで使いたいのですが。
A:グループでも使えます。ただし、同一行動でなければなりません。このため、集合場所までと解散場所から別に支払わなければなりません。具体的には、京都からAさんが、大阪からBさんが、神戸からCさんが大阪駅で集合・解散して18きっぷでどこかへ旅行する場合、Aさんは京都−大阪間、Cさんは大阪−神戸間の運賃を別に払わなければなりません。こういう場合はAさんの払った分とCさんの払った分もたしてみんなで割り勘にすれば公平ですね。大きなお世話?

Q:18きっぷは金券ショップでバラ売りされているのですか?
A:シーズンになると金券ショップでバラ売りされているのを見かけることもあります。発売開始からあまり時間がたっていない時期には、時期的に余裕があるのであまり出回らないか、あったとしてもあまりお得ではありません。期限が迫ってきて使いきれないと思う人が多くなった頃になるとだんだん扱っているのが目立つようになります。そしてさらに期限が迫ってくると、今度は18きっぷを抱えている金券ショップが売れ残っては困るということで値段を下げます。まとめると、売り出し開始直後はほとんどないかあってもトクをしない、期限が迫ってくるとちょくちょくと売られ、期限ぎりぎりになると安い値段で販売されます。ただし、取り扱っていなかったり売り切れたということも考えられますので気をつけましょう。

Q:5枚も使い切れないのですが。
A:普通に買って11,850円より高いのなら、5枚使い切らなくても損はしません。また、5枚もいらないという人は、金券ショップを利用するか、身近な友人などに話をしてみましょう。1枚だけほしい、とか、4枚ほしい、などという人が見つかれば、その人とワリカンにすると簡単に安く分けられます。どうしても1枚余ってしまって、しかも忙しくて旅行に行く暇もないという場合には、金券ショップに売るか、何かの用事があるときにたとえ500円の区間であったとしても利用するようにして、使い残さないようにしましょう。
また、11,850円より安く済みそうならば、買わないほうが無難でしょう。100キロ以上の区間のきっぷなら、有効期間が長くなり、また逆戻りしない限り途中下車ができることもありますので、これも考えて買いましょう(ICカード利用可能エリアなど、例外あり)。

最終更新日 2019年10月1日

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